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2019年の路線価発表、札幌は今年も上昇傾向続く

2019年07月26日

2019年の路線価発表、札幌は今年も上昇傾向続く

7月1日に2019年1月1日時点の路線価が発表されました。
札幌市は全体で2.3%の上昇と、今年も値上がり傾向が続いています。

要因は住宅地の需要の増加、特に地下鉄沿線の人気が引き続き高くなっています。
これは働き手の増加というより、北海道全域から高齢者が札幌へ流入していることが要因のようです。


日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46718080Y9A620C1L41000/
北海道新聞
https://e-kensin.net/news/106810.html
2017年の路線価についてはこちらから
札幌は今後も上昇?土地の路線価と売買価格(実勢価格)の関係とは

今回は、地価の上昇が意味することと、住宅購入のタイミングについて考えてみます。

この記事でこれがわかる
▼札幌の地価は今年も上昇傾向
▼体感的にも売買価格は上昇している
▼土地価格上昇中は家を建てないほうがいい、というわけではない
▼余裕があり、タイミングが合うなら、上昇中であっても建築は可能

  

路線価の上昇が意味すること

路線価は公示地価の約8割と決まっており、路線価上昇は公示地価の上昇を意味します。
また、公示地価は土地の客観的な評価額となるため、その時々の実勢価格や売買価格が参考にされます。
したがって公示地価の上昇は、そもそも売買価格の上昇を意味することになります。

こうしたことから路線価の上昇は、現在その周辺の土地が値上がりしているということを意味します。

 

公示地価や路線価の上昇がなぜ重要か?

上記の説明をみて「当たり前では?」と思われたかもしれません。

しかし売買価格は常に動く市場の土地価格のことなので、これだけを見ていても全体として上がったのか下がったのか、なかなか判断できません。

 

そこで公示地価のように、定期的に、同じ地点の価格を評価することで、昨年よりあがったのかさがったのか、客観的に確認しやすくなります。
路線価についても、同じことがいえます。

私たちも体感的に「土地が上がってきている」「なかなかいい土地が買えない」と感じることが増えましたが、今回の発表でそれが裏付けられたということになりますね。

路線価とは?相続税、公示地価、売買価格との関係

そもそも路線価とは、相続税路線価、固定資産税路線価のことで、それぞれの税金の算定基準となるものです。
価格は公示地価のおよそ8割(固定資産税路線価は7割)と決まっているため、公示地価から判断することも可能です。

実際に相続税などの評価をする場合は、この路線価に土地の形なども加味しながら評価額が決定されます。

相続税、また固定資産税の評価額に関わる数字なので直接気にする場面はそれほどありませんが、公示地価が元になっているため、客観的な土地の価格として利用することが可能なのです。

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土地価格上昇は本物っぽい(が今後どうなるかは不明)

先述しましたが、昨年に続き、土地価格の上昇は体感的にも事実と感じます。
ただ客観的な評価額と売買価格がかけ離れているとも言えないので、バブル的な高騰というわけではありません。

このため、逆に今後急激に値下がりする可能性は低い、と見ています。

もちろん景気の動向に左右されますので、この予測も確実ではありません。
(ニセコや小樽など、海外需要が多いエリアについてはその需要の増減で価格が上下しますので、今後のことはなかなか予測できません)

マクロ的に見れば札幌の人口は減っていきますので、何十年という単位では次第に下がっていくことが予想されます。

 

土地だけでなく、住宅も値上がり中?

また、住宅自体も値上がりしており、年々購入価格はあがっています。これは工事に関わる人が人手不足であることと、資材の値上がりが要因です。
今後、景気回復からローンの金利があがることになれば、もっと購入は難しくなってくる可能性があります。

人手不足や資材の値上がりが早急に解決されるとはなかなか考えられませんし、物価というのは長い目でみると上がり続けるものなので、今より住宅の販売価格が下がるということはないと見ていいでしょう。

(もちろん、革新的なイノベーションが起こり、全く異なる住宅販売モデルが確立する可能性はあります。ただ、そうなる可能性と、現在の状態が続く可能性を比較した場合、現在の状態が続く可能性の方が高そうだ、ということですね)

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土地価格上昇中は家を建てない方がいいのか

答えはノーです。

土地や建物の価格上昇(下落)は予測できず、将来どうなるかはわかりません。これは頭のいい人ががんばって予測したところで、同じです。ある程度の方向性はわかるものの、100%こうなる、という答えのない世界です。

また、金利についても同様のことが言えます。現在は過去最低くらいの金利で推移していますが、今後あがるかもしれませんし、このままかもしれません。

私たちは新築住宅も、中古住宅も取り扱っていますので実に様々なお客様とお会いします。
経済的に新築戸建てを建てる余裕があった方でも、タイミングを逃してしまい、健康状態やローン等の事情から、中古住宅リフォームを選択されることがあります。

 
もし新築住宅を建てたいと考えていて、今余裕があり購入可能なら、タイミングを見逃さないようにすることが重要と言えそうです。