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住宅ローンは単独と夫婦合算どちらが良い?合算のメリットデメリットとは

2019年08月29日

住宅ローンは単独と夫婦合算どちらが良い?合算のメリットデメリットとは

家づくりを検討する際の住宅ローンの借り方には、ご主人様もしくは奥様のみの収入で借入する「単独ローン」と夫婦の収入を合わせて借入する「収入合算」があります。

最近では、共働き世帯の年収が専業主婦世帯を上回るようになり、住宅ローンを夫婦合算で借りるご家庭が増えてきています。それぞれにどのような特徴があるのか、家づくりを検討する際は必ずチェックしておきましょう。

<目次>

1.なぜ収入合算を選ぶ人が増えているのか

2.単独と収入合算の徹底比較!

3.収入合算の注意点

1.なぜ収入合算を選ぶ人が増えているのか

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先述にもあったように、最近では夫婦で収入合算する方が増えています。その理由として主に以下の2点が考えられます。

①借りたい金額が単独の収入では足りない

住宅ローンは基本的に、年収×6~8倍が借入限度額と言われています。例えば、3000万円借りたい場合、最低でも380万円程の年収が必要となる訳ですが、ここ数年の低金利の影響で家賃並みで家が購入でき、20代で住宅購入という方も多いため、単独の収入が借入希望額に満たない場合もあるので、ご夫婦二人の収入を合算して借りたい額を借りるという選択肢になるのです。借入額が増えると、希望に合う物件を見つけることができるというのもポイントですよね。

②住宅ローン減税

住宅ローン控除は、ローン残高の最大1%が10年間減税されるという制度です。こちらは、単独ローンの場合ローン名義人のみが減税対象ですが、収入合算の場合二人とも対象になるため、より多くの減税措置も受けられます。一生に一度の高い買い物だからこそ、最大限に優遇される方法を選択することも賢い家づくりの方法です。

以上の2点をまとめると、収入合算する理由は「借入額が増える」「控除がよりお得に受けられる」となります。

2.単独と収入合算の徹底比較!

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こちらは、借り方、控除、手数料、保険、権利に分けて比較した表になります。収入合算の中にも、連帯債務と連帯保証の2種類があり、返済義務や所有権の在り方に違いがあります。また、一番注目すべき点は団体信用生命保険についてです。団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りた後に万が一債務者が死亡してしまった場合、家はそのまま住んで良いが残りのローン返済が免除されるという住宅版の生命保険のようなものです。この保険があるため、「家を建てると家族が守れる」と言われるようになり、万一に備えた安心な生活が送ることができます。この団信の内容が、単独と収入合算では大きく異なりますので、借入時だけでなくその後もずっと共働きなのかなどライフ設計に合った借り方が大事なポイントとなります。

3.収入合算の注意点

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ここまでの話だと、収入合算の方がメリットが多いのでは?と考える方も多いと思いますが、いくつかの注意点がありますので、最後にそちらもチェックしておきましょう。

注意点① 住宅ローン減税対象の10年間働き続けるかどうか

収入合算の一番のメリットは住宅ローン減税の控除額が大きくなることですが、それはあくまで働いて所得税を納めている場合です。借入時に奥さまが働いていても、妊娠や出産・育児などで休職や退職をしてしまうと、住宅ローン控除が受けられなくなります。1.2年だけ育休で休む程度でしたら8年分ほどの控除が受けられるのでお得ですが、退職もしくは働かない期間の方が長くなる場合はメリットは薄れてしまうので、そのあたりもご夫婦で一度話し合っておきましょう。

注意点② 団体信用保険の分散

単独の場合は、ローンを借りている人にもしものことがあると残債がすべてなくなりますが、収入合算の場合は、たとえば夫が死亡した場合でも妻側のローンは残ってしまいます。収入合算はしたが、夫の収入の方が妻より高い場合は、一家の大黒柱である夫に先立たれ、ローンも残ってしまうの不安は大きいですよね。ただし、団体信用生命保険の割合は自由に選ぶことができます。主債務者である夫に100%かけたり、夫婦で半々にしたり、夫70%妻30%など必要に応じて決められるのでこの点もご夫婦でよく話し合ってみて下さい。

以上、住宅ローンの単独と収入合算の違いをご紹介しましたが、なかなか自分たちだけでは決められない、わからないという方がほとんどです。住宅展示場やモデルハウスなど、プロの話を実際に聞きに行くことが一番安心出来るのではないかと思いますので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。