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新築の家づくり

失敗しない二世帯住宅の建て方  注意点や間取りの種類とは?

2019年05月20日

失敗しない二世帯住宅の建て方  注意点や間取りの種類とは?

二世帯住宅って予算や間取りなど考えるのが難しそう・・・とお考えの方も多いと思いますが、事前に知識を増やし、しっかりした手順を踏んで二世帯住宅をつくっていけば、同居してからも満足できる二世帯住宅ができあがります。
今回はその方法をご紹介していきます。

二世帯住宅のメリット・デメリット

そもそも二世帯住宅にするとどう良いのか、または困ることはあるかを先に知っておきましょう。

メリット
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一番の大きなメリットは「助け合える」ということです。
共働きが多い子世帯にとっては、子供の面倒を見てもらえることや食事など家事のサポートもしてもらえることはとても助かりますし、親世帯にとっては加齢によって負担が大きくなってきた作業や、何かあった時の安心感などお互いが助け合えるメリットがあります。

また、金銭的なメリットも大きく、家を建てる際に親世帯、子世帯が共に費用を分担すれば、それぞれの費用の負担を抑えて家を建てる事ができますし、家へ使える予算も多くなります。
特に若くて収入が少ない頃は、住宅ローンでそれほどお金を借りる事ができません。そんな場合に二世帯住宅は特に有効と言えます。また日々の生活費や光熱費も親世帯、子世帯が同居する事で別々に住むよりも削減する事ができます。

デメリット
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デメリットは入居後の不満点が多くあげられます。プライバシーの確保や生活習慣の違いは、特にトラブルの原因になります。

また、最近では将来、子世帯のみになってしまった時の親世帯住居スペースの活用方法についても注目される方が増えています。
子世帯だけだと、広すぎて無駄になってしまうので、使わなくなったスペースをどうすれば良いのかなども事前に考えておく必要があります。

これらのメリット・デメリットから失敗しない二世帯住宅の建て方を考えてみましょう。

二世帯住宅の注意点

間取り

二世帯住宅には3タイプの間取りがあります。自分たちの優先順位を考えてどのタイプが合っているか考えてみましょう。

①完全分離型
玄関や水回りなどそれぞれに設けて生活空間を分けるタイプ。各世帯のスペースを上下階で分けるケースとお隣さん感覚で左右で分けるケースがある。
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・メリット
プライバシーが保護しやすい、玄関が別々なので将来親世帯部分を賃貸で貸すなどの選択肢がある
・デメリット
新築時の費用が一番高い、上下階で分離した場合音が響く

②玄関共有型
玄関のみ共有、もしくは家の中で繋がっているタイプ。完全分離にしたいがスペースに余裕がない場合に選ばれることが多い。
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・メリット
生活空間が別でもコミュニケーションを取りやすい、完全分離より費用が安い
・デメリット
玄関に二世帯分の収納が必要、上下階で分離した場合音が響く

③完全共有型
水まわりや玄関など全て共有にして、親世帯の部屋だけつくるタイプ。

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・メリット
一番費用が安く済む、将来親を迎えたい場合にも役立つ
・デメリット
プライバシーがなく全て共有するためルールなど明確に必要、収納が不足しがち

住んでからのこと

建てる前は、少しでも費用を抑えるために共有型二世帯を選ばれる方も多いですが、実際に二世帯生活をスタートさせてから「多少高くてもやっぱり完全分離にすればよかった」という意見も少なくありません。

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こちらは1000人の二世帯経験者のアンケート結果です。

住んでから改善するのは大変なので、事前にネックになりそうなことへの対策を考えておきましょう。

・プライバシーの確保

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プライバシーを確保するための一番の方法は「完全分離型」の間取りを選択することです。もちろん、費用は高額になってしまいますが、結果的に別居になってしまうくらいでしたら、最初にお金をかけてその後協力して暮らせるほうが安上がりかもしれません。

ただし、同居する親世帯が奥様の親御さんの場合は、共有スペースが多い二世帯プランでも良好な関係性を継続しやすいと言われています。

・収納

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一つの家に2つの世帯で暮らす二世帯住宅では、どうしても生活スペースに広さを取られるため、収納スペースが確保できなくなりがちです。ただし、広くすればするほど費用も上がりますので、各世帯どれくらいの収納量が必要なのか、現状の持ち物から計算しておくと良いでしょう。

延べ床面積を大きくせずに収納を増やす裏ワザとしては、小屋裏収納や床下収納の活用や、外部物置を増やすなどが家を大きく建築するより費用が安く済む場合が多いので意外とおすすめです。

・防音

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生活音は二世帯住宅に住むほとんどの方の悩みです。特に、上下階で世帯を分ける場合は、2階の音が1階に伝わりやすいので気を遣う生活環境となってしまいます。分離型の間取りにする場合は、上下階で分けるよりも左右で分けると音は緩和されます。

まとめ

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二世帯住宅は同居する大人の人数も多く意見をまとめるのも大変ですし、入居後の気苦労などもありますが、実際に上手くいけば、かなり便利で合理的な生活スタイルだと言えます。新築当初は、初期費用のことばかり気にしてしまい「玄関共有型」や「完全共有型」が選ばれやすいですが、将来賃貸経営や店舗にリフォームなど活用方法が豊富な「完全分離型」も長い目で見るとお得に暮らせるのではないかと思います。

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