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防災のこと

知っておきたい耐震性の話

2016年04月20日

知っておきたい耐震性の話

熊本県の地震を受け、これから家を持つことを考えている方はきっと不安に感じていることでしょう。
いつどこで起きるかわからない天災。
耐震についてちょっとまとめてみました。

○旧耐震と新耐震について
耐震基準は、建物が地震の震動に耐え得る能力を定めるもので、関東大震災の次の年の1924年(大正13年)に、
世界に先駆けて日本で施行されたもの。1981年(昭和56年)に耐震基準が大きく改正され、新耐震基準が誕生。

【新耐震基準と旧耐震基準との違い】
新耐震基準...1981年(昭和56年)以降に建築された建物。震度6強以上の地震で倒れない住宅。地震による建物の倒壊を防ぐだけではなく、建物内の人間の安全を確保することに主眼がおかれた。
旧耐震基準...1981年(昭和56年)以前に建築された建物。震度5程度の地震に耐えうる住宅。

①壁の量
耐震性を考える上で重要なポイントを「柱の太さ」と勘違いしている人が多いが、重要なのは柱の太さではなく「壁の量」である。
壁の量は多ければ多いほど、地震に対して抵抗力を持つようになる。
また壁の量というのは、壁の強さでもある。筋交いや構造用合板などを使って強い壁にすることも非常に重要である。
旧耐震基準と新耐震基準の大きな違いは、この壁の量の規定が違うということである。

②壁の配置バランス
新耐震基準の建物で、平成12年5月以前に建築確認を受けた建物でもいくつか注意したいことがある。
せっかく壁の量が法律通りに存在していても、その壁の配置バランスが悪いと耐震性を著しく落としてしまう。
よくあるのが、南側に大きなリビングがあり(壁が少ない)、北側にキッチン・トイレ・階段・風呂
などが集まっている(壁が多い)間取り。これだと、北側は地震に対して強いが南側は弱いので、
地震の力を受けた時にねじれてしまい、倒壊する危険性が高くなる。
また大きなリビングや吹き抜けにも注意が必要。

新築住宅をご検討の方に、少しでもお役に立てれば幸いです。